一目見ただけで、一般的な革製品の作りとは違うと分かる駒合わせ縫い。
革製品を立体的に作ることができ、他にはない独特な形を楽しむことができる。
そんな駒合わせ縫いの手順をちょっとご紹介。
Step1.本体の目打ち
まずは本体の目打ち。こちらは菱目打ちを使い、下まで貫通させます。
Step2.マチの目打ち
こちらはマチの目打ち。マチは貫通させずに少しだけ穴を開けます。
Step3.本体とマチの貼り合わせ
本体とマチがずれないように慎重に貼り合わせていきます。
Step4.縫い
本体の穴から菱錐を刺し、マチの穴に斜めに貫通させます。
貫通させた穴に糸を通して地道に縫っていきます。
このように4stepで紹介すると簡単そうではありますが、
実際に作るには道具の研ぎ具合や、菱錐の刺す角度など、
様々な要素が必要になってきます。